SnapClip 操作ガイド
コントロール一覧
- ①入力ゲイン
- ②関数プロット
- ③波形ビュー
- ④リダクションメーター
- ⑤パラメーターコントロール
- ⑥出力メーター
FAQ
まず最初に何を操作すればよいですか?
DAW を再生しながら Snap ボタンを押してみてください。
Snap Adjust (スナップアジャスト)機能によってパラメーターが自動調整され、目標値に近いリダクションレベルが得られます。
処理が終わったら、カーブや質感などを調整してあなたの音楽に最適な設定を探してみましょう。
入力ゲイン と Saturation はどう使い分けますか?
入力ゲインはソフトクリップ・ハードクリップ両方に影響します。
Saturation (サチュレーション)はソフトクリップの深さを調整するもので、ハードクリップには影響しません。
推奨ワークフロー:
- Saturation を 0 dB にする
- 入力ゲインでハードクリップの量を決める
- 画像内 ② の関数プロットのハンドルでソフトニーを調整する
Threshold パラメーターが表しているのは何の閾値ですか?
ソフトクリップがかかり始める入力レベルのスレッショルド(閾値)を表しています。 この値よりも小さい入力信号は、音量変化のみで、歪みは付加されません。
Snap Adjust の仕組みが知りたいです。
Snap Adjust は直近4秒間の入力ピーク履歴と目標リダクション量から Input Gain、Saturation、Threshold を逆算・設定します。
AI や自動ミックス機能ではなく、機械的に前準備をする機能です。
目標リダクションレベルは、Snap ボタン横のメニューから選択可能です。無指定の場合、現在選択中のプリセットの説明に記載された目標 GR が用いられます。
0 dB でハードクリップしても、出力が 0 dB を超えてしまうことがあります。
オーバーサンプリングによる影響です。設定画面でオーバーサンプリングをオフにすることでこの問題は解消されます。
厳密なピーク管理が必要なケースでは、以下のように SnapClip を二つ使用してください。
- SnapClip を二つインサートして、直列に接続します。
- 後段の SnapClip で Master Safety のプリセットを読み込みます。このプリセットを読み込むとオーバーサンプリングが無効になり、ピークが -0.1 dB を超えないように制限できます。
- 前段の SnapClip はメインのクリッパー処理なので、お好みの設定にしてください。オーバーサンプリングも有効にしてください。
この方法によって、理想的な音質を得ながら、厳密なピーク管理を実現できます。
二つの SnapClip の間に、コンプレッサーやリミッターを接続するなどの応用も可能です。
Dry/Wet を下げると位相の問題は出ませんか?
Dry 信号側に位相補正を施しているため、Dry/Wet を下げてパラレル処理として使っても、コムフィルターのような位相打ち消しは生じません。
安心してブレンドできます。